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自分の「特権」を自覚し「役割」を見つける

こんにちは。鮎川詢裕子です。

「特権」と聞くと、特別な人たちだけが持つもので
「自分には関係ない」と思うかもしれませんが、
特権は職位が高い人や、権力を持つ人だけが
有するものではありません。

実は私たちにも、多くの特権が存在しています。

広辞苑によると、

「特権」とは、
特定の身分や階級に属す人に
特別に与えられる優越的な権利

とあります。

グーグル日本語辞書を提供している
Oxford Languagesの定義による

特定の人・身分・階級に与えられている、他に優越した権利。

とあります。
今日の話は、Oxford Languagesの定義に近いです。

「特権」は、持っている人は当たり前になっていて
自分では特権を使っていると、
気づかずにいることがよくあります。

例えば、役職上位者が打ち合わせで
自分の意見を述べる時、通りやすいのではないでしょうか。

自分の特権に気づかないまま、
その特権を使い過ぎると、

他のメンバーは意見を聞かれても
「言わない」という特権を使うことがあります。

会議が始まる前から、結果が決まっていたり、
何を言ったとしても結論を持っていかれる感
があるような時には
こういった特権の行使に対して、
行使できる特権を使うのです。

このように考えると、特権は立場の違いが生ずるところに
存在する可能性があります。

コロナ禍になり、経済や仕事の状況、
人との距離感、健康面など、様々な立場が生じています。

好きな食事ができること
参加したいオンライン講座を受けられること

一見、当たり前のように思えることも
特権となり得るのです。

私たちは、自分がどんな特権を持っているのか
思い返してみることによって
「これもあったのだ」と気づくものがあることでしょう。

かつて、私は中国各地を訪問していた時に
生活が苦しい中でも貪欲に生きる人たちを見て
平和に不自由なく生きている
自分の特権に気づきました。

申し訳ないような気持ちと同時に、
今の境遇にいるからこその役割がある。

そう自覚したことがありました。
それから時が経ち、中国の日系企業の組織開発に
関わらせていただくことになったのは、
偶然ではないのかもしれません。

自分の特権を自覚し、
その特権をどう使っているのかを自覚することが、
自分が担う役割を見つけることにつながり、
自分のお役目を果たしていくことに
つながるのかもしれません。