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「自分にはその力がない」はもったいない

自分にはその能力がないから、
自分には無理だから
他の人や何かに決めてもらおうとしたり、
頼ろうとする。

あるいは、
あの人に認めらないとうまく生きていけないから
この組織で生き抜くために
他者目線で立ちまわっている。

もし、それを繰り返しているとしたら
自分の内側ではなく、
自分の外側で起きていることばかりに意識が向く
ことになります。

誰が何を言ったから、こうしなければならない。
条件を出されたから、調整する必要が出てきた。
決まりがこうなっているから、それは無理だ。

このパターンだと、
誰かの意見、誰かが決めたことの中で
ものごとを進めざるを得なくなっていきます。

何かを調整したり、誰かと折り合いをつけるときにも、
自分の観点がないと翻弄されることになります。

その状態で人の間に入って
潤滑油としてがんばり過ぎると
あなた以外の両者はコミュニケーションをあなたに委ね
余計に板挟みになっていく可能性が出てきます。

そうなると、本来持っているはずの

実は自分は何を感じているのか?
自分は本当はどう思っているのか?
本当は何が大事だと思っているのか?
それは自分にとって真実なのか?

といった、自分の内側につながる感覚のパイプが
使わないことによって徐々に詰まっていきます。

本当のあなたを押し込めている状態です。

意見がないわけでも、
自分に力がないわけでもない。

いつも、どんな時も
あなたらしさはそこに存在している
のです。

人からどう思われるかどうか
世間の常識
誰かが決めた決まりや規則
損得
人との比較
ノウハウややり方

そういった外側にあるものをいったん脇に置いて

「自分にはない」と決めつけるのではなく、
奥の方に押し込めていたあなたを
解放してあげてほしいのです。

いつの頃からそこに閉じ込めてきたのでしょう。
ぜひその存在を認めてあげてみてください。

閉じ込めていた「あなた」は本当は外に出たがっているはずです。
最初はほんの少しでいいので
小さな風穴を開けてあげましょう。

するとそこから、すーっと空気が出てくる音が
聴こえてきます。

どんな感じがしますか?


ほんの少し窓を開けてすーっと空気が入れ替わっていく
感じがするのではないでしょうか?

あなたが人に気兼ねなく自分らしくいられる時間とスペースを
取るのもおすすめです。

私たちは、幼い頃から親や学校や先生たちなどから
「正解」「常識」を教わってきました。

何かを習うときも先生に
資格を取る時には、基準がありました。

社会で生きていくために役に立ったこともたくさん
あったと思います。

けれども、

本当の答えは内側にある

のです。

気候変動による災害が増えコロナ禍になり、
予想しにくい時代に入ってから
耳にするようになった言葉があります。
 
「自分のいのちは自分で守りましょう」

「危険を感じたら行動しましょう」

これは、誰かの声を待つのではない。
自分の内側で判断する。

ということを表しています。

あなた自身の内側とつながるために

本当にあなたが大切にしたいものといたり
リラックスしたり
自分らしくいられる過ごす
時間を意図的に取ってみてください。

お読みいただきありがとうございました。

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